共働きから専業主婦へ。大事なのは「とにかく前に進むこと」
仕事を辞め、今までの生活がすっかり変わりました。
仕事をやめた当初に比べると前向きに日々を過ごせているのですが、それでもふと「あの時仕事を辞めない選択をしていたら、今頃どうなっていたんだろう」と馬鹿みたいに「…だったら」「…してれば」と考えてしまうことがあります。
❖私が仕事を辞めた背景 悩んだ末の退職から学んだこと
山下達郎のラジオでの助言
車を購入し、ラジオを聞く機会が増えてきました。毎週かかさず聞いているのは、山下達郎の「サンデー・ソングブック」です。
❖参考リンク サンデー・ソングブック|山下達郎 OFFICIAL SITE
リスナーからのはがきを紹介し、楽曲を流すコーナーがあるのですが、その中に自分のやりたい世界に飛び込んではみたものの、この選択は正しかったのかと弱気になってしまう時があり、そんな自分を後押ししてほしいといった内容のはがきがありました。
はがきを読んだあと、山下達郎は「環境が変わると、前の環境の方が良かったんじゃないかと周りから言われたり、自分でも思ったりすることがある。しかし、大事なのは前に進むことですから」と言われていて、その言葉を聞いて心が軽くなった気がしました。
(※記憶をもとに記載しているため、実際の内容と少し異なる可能性がございます。)
環境が変わると誰しも抱く?「前の方が良かったかも」という感情
「過去ばかり気にしていないで、これからのことを考えよう」と思えるようになったのは大きな収穫です。
ただそれ以上に衝撃だったのは、私にとっては雲の上の存在のように感じる山下達郎も「前の方が良かったんじゃないか」と少しでも思ったことがある、ということです。
弱い自分だからこそ、過去にとらわれ、考えても仕方のないことに頭を悩ませてしまっているんだと思っていました。
誰でも抱きうる感情なんだ、と気付けたことで気が楽になりました。
とにかく前に進むために現在行っていること
気を抜くと「収入が減ってしまった、毎月支払いの車のローンもあるし、これから子どもも増えるとなると、どうしたらいいのだろう…」と考えてしまうことがあります。
正直なところ、共働きだった頃は収入が二人分あったものの、無駄遣いが多く、毎月ほぼ稼いだ金額を使い切っていました。
夫一人の収入でやりくりできない金額ではないのですが、今までの消費の仕方のままだと確実に生計が成り立ちません。
とにかく前に進むため私がいま行っていることは、「生活の満足度は維持したまま、生活レベルを落とすこと」です。
まだまだ足りないのですが、具体的には以下のことをしています。
- 外食⇒自炊への切り替え(食費の削減)
- 美容費の削減(今まで使用していた美容品から、安いものに代替)
- 部屋の掃除(持っているものの削減)
- 消費金額をこまめに記入
節約を考えたとき一番効果的なのは、固定費を削減することだと思います。我が家で一番高い固定費は「家賃」です。
引っ越しも検討しましたが、「引っ越しすることで削減できる家賃の金額」と「引っ越しにかかる費用」を天秤にかけたところ、今の場所に住み続けることになりました。
詳しくはまた、別記事で書こうと思います。
山下達郎のラジオで流れていた曲
はがきを書いたリスナーさんだけでなく、私も励ましてもらった回の山下達郎のラジオでは、Bill Withersの「Lovely Day」という音楽がリクエストで流れていました。
Lovely Dayは「素晴らしい日」「素敵な日」という意味の英語です。
聞くと気持ちが上向く音楽に、今日という日を肯定できるような爽やかな歌詞がのっています。
自分で選択して新しい世界に踏み込んだものの、自分の選択にいまいち自信が持てない…という時にぜひ聞いていただきたい音楽です。
最後までご欄くださり、ありがとうございました。
結衣子